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2023年夏の急速充電(日産サクラ)

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最近暑い日が続きますね。

日産サクラでこんな暑い日に急速充電を行うとどうなるでしょう?

去年も気になって記事にしていますので、参考にどうぞ

また、お馴染みのLeafSpyはAmazonから購入可能です。

※iPhone用を利用する場合はWi-Fi版をご使用下さい。
Bluetooth用だと接続できない場合があります。

いざ急速充電開始

早速急速充電開始です。

外気温は30度。バッテリー残量は46%から充電開始です。

急速充電器は50kWを利用しました。

さすがに46%なら、充電開始時は日産サクラの最大受電電力である30kWhからスタートです。

そして開始時の気になる温度はLeafSpyでみてみます。

既にバッテリー温度は最大で36.4度・・・

なかなかの温度ですね。

充電開始10分後

バッテリー温度はそこまで上昇していない??

いえいえ、実際は41度に到達しており、バッテリーの冷却をスタートしています。

車内も暑いのでエアコンをつけていますが、さらにバッテリー冷却にも利用しています。

エアコンだけで約1.8kWh消費していますね。これだけ冷却に使うと損失が大きく感じてしまいますが、バッテリーの温度上昇を抑えるには仕方ないかもしれません。

30分充電すると?

30分経過するとどうなったでしょう。

バッテリー温度をみるとそれほど上昇していない?

46%→83%に回復しました。

約6kWhほど充電完了しています。

ということで、なんと温度はそれほど上昇せずに済んでいます。

充電器側は8.5kWhほど充電したと表示されましたが、そうなんです、察しが良い方は気づいていると思いますが、2.5kWほどはエアコンで消費されてしまったんですね・・・

悲しいかな充電していたのですが、消費されてしまいました。

どちらにしてもバッテリーを冷やすためには仕方ありませんし、人間も30度を超えた外気温で車内でエアコンをつけないと熱中症になってしまいます。

おまけ(電池劣化は?)

おまけに電池劣化を見てみましょう。

もう少しで10000kmになる直前で1年ほど経過した電池劣化は?

SOHは94.21%でした。

まぁこんなもんではないでしょうか。

納車した時は99.30%だったので、約5%の劣化となりました。

単純に計算すると1kWh分の劣化となります。
日産サクラの電費は1kWhあたり8〜9kmほどなので、1年間でこれだけの走行距離が減った?という計算になりますが、実際には全然感じません。
実運用的には体感するほどではないですね。
さて、実際に毎年5%劣化すると仮定した場合に単純計算で5年経過すれば5kWhのため40km〜45kmほどの走行距離が減る計算になります。

そうなると8年間でバッテリーが9セグを割り込んで8セグになる可能性がありそうです。
日産のセグ表記的に30%ほど劣化すれば8セグあたりになるはずです。

未来はまだわかりませんが、最悪バッテリー保証もありますので、このまま見守っていきたいと思います。

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