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ニチコンから新しいV2H機器が発表(VSG3-666CN7)

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ニチコンから新しいEVパワーステーション(V2H)機器が発表されました。
旧機種も併売されるそうなのですが、今回の新しいV2H機器は何が変わったのか記事にしてみました。

発表されたニュースリリースは下記から

https://www.nichicon.co.jp/wp-content/uploads/release_231017_v2h.pdf

VSG3-666CN7の特徴

今回発表されたV2H機器の特徴を下記にまとめました。

 ・充電器本体と充電コネクタの分離(セパレート化)
 ・停電時に自動的にV2Hが起動し、放電に対応
 ・新回路による高効率化
 ・動作温度の上昇(50度まで対応)

いろいろアップデートされていますが、価格も前モデルより上がっています。

旧モデル新モデル
型番VCG-666CN7VSG3-666N7
価格898,000円1,280,000円

どちらも設置工事費と消費税は入っていません。

では、新しくなった特徴を説明していきます。

セパレート化

前回と大きな違いはこのセパレート化になります。
具体的には今までは充電器本体の横に充電コネクタを収納している形になっていました。
これがセパレート化されて、充電器と充電コネクタを別に設置することができるようになりました。

これは何のメリットがあるかというと駐車場の設置スペースが狭い場合、置く場所を工夫できるので設置できる可能性が増え取り回しも良くなります。

さらに、車種によって充電ポートの位置が異なるので、充電コネクタを充電ポートに近い位置に設置できるようになります。

こういった自由度が上がったのは歓迎すべきアップデートかなと思います。

停電時の自動起動

旧モデルでは停電時に自動でEVから電気を取り出すことはできず、12Vの電源供給が必要となります。
操作方法について、ニチコンのHPで動画が紹介されています。

意外とこの作業が面倒なので、新型はこういった対応を必要とせず停電時に自動的にEVから電気を取り出すことができるので便利です。
自動的に切り替わるといっても一時的には停電が発生して通電するようなので、家庭内機器によっては再度設定を行う必要がありますので、注意して下さい。

新回路による高効率化

ニチコンのHPでは高効率化で負荷軽減と表記があります。
これだけでは何とも言えませんが、おそらく待機電力やV2H使用時の電力が少なくてすむ?のかも知れません。
V2Hは待機中も電力を消費しているので、微々たる量ではありますが電気代がかかっていますので、改善されていると嬉しいですね。

動作温度の上昇

旧型では40度までの対応でしたが、新型は50度までの温度でも動作するとのこと。
このことから、旧型では冷却方式がファンを使用した形で動作していましたが、新型はファンがなくなり自然空冷となりました。

ファンを使用していると必ず寿命がきますので、どこかのタイミングで壊れてしまいます。
そういった意味ではファンレスになったので、消耗部品がなくなったのは歓迎できると思います。
気になるのは、自然空冷で本当に大丈夫か?というところです。
今年の夏は非常に暑いこともあり、こんな気温でも動作が問題ないのか気になりますね。

新しいモデルの魅力は?

上記に特徴を記載しましたが、やはりセパレート化されて置き場所が自由になったことが大きいと思います。

ただ、価格がかなり上昇しておりますので、置き場所などに困らない方は旧型でも問題ないでしょう。
停電時の自動復帰も手動で問題ない方は不要な機能です。
正直停電になることは何年に1回?の出来事だと思いますので、そこに投資するかどうかですね。
筆者の場合、V2Hを設置してから一度も停電は経験していません。設置してから3年ほど経過していますが停電復帰対応はしていませんので、やり方忘れそうですね・・・

新モデルは小型化していることも魅力で見た目もスッキリというのはポイントが高いと思います。

新モデルは買いなのか?

上記にも記載しましたが、置き場所と停電時の自動復帰が魅力的ですが、それは別に気にしないよという方は旧型の方が良いと思います。

新モデルは保証期間も旧モデルの5年から10年になっているのはポイントが高いです。

価格差が30万円以上となりますので、こういった点で魅力を感じるのであれば購入してもOKだと思います。
そこまで必要としない場合は旧型で問題ありませんので、旧モデルの購入をお勧めします。

まとめ

簡単に説明しましたが、販売は2024年3月からとのことで検討される方は早めにニチコン取扱店舗にご連絡されることをお勧めします。
というのも旧モデルは半導体不足やCEV補助金の対象となったため、在庫がなくなり納期がかなり長くなってしまいました。

また、実機を見られたい場合、10月26日から開催されるJapan Mobility SHOW 2023で展示されるそうです。

気になる方はぜひチェック頂ければと思います。