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日産アリアの受注再開や日産アリアNISMOについて

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日産のフラグシップ電気自動車である日産アリアですが、2024年2月20日現在でもまだ販売は再開されていません。
販売停止してから約1年半を経過しようとしているところです。
(報道発表で2022年7月末より受注停止継続中)

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しかし、ここに来て販売再開するという話が出てきました。

日産アリア NISMO発表

東京オートサロン2024において日産から日産アリアNISMOが発表されました。

報道発表は以下のページから

「日産アリア NISMO」を公開
日産自動車株式会社は12日、「日産アリア NISMO」を発表・発売に先駆けて、東京オートサロン2024にて公開しました。本モデルの発表は今春を予定しております。

アリアNISMOのスペックなどは割愛しますが、ここ最近動きのなかった日産アリアにNISMOが追加されるとあって、各方面からは反響があったようです。

何より、受注停止から販売開始までアナウンスがない中でのNISMO発表は意外な展開でした。
それよりも現状の通常モデルの販売開始を望んでるユーザーは多かったと思います。

このタイミングでの発表

一番大きな問題として日産アリアの生産状況でしょう。

日産アリアは栃木工場でのみ生産されており、日産インテリジェントファクトリーとして、初の国内自動生産システムを取り入れています。

当初は塗装の問題などで、生産能力がフルで発揮できないとして問題となっていましたが、現在はほぼ稼働状況が戻ってきているとロイター通信では伝えています。

日産、栃木工場の稼働率は生産能力の3分の2に 塗装工程問題も解消
日産自動車は8日、最新の生産技術・設備を稼働させた栃木工場(栃木県上三川町)を報道陣に公開した。工場長の菊池英司氏は、現在の稼働率について、年間生産能力約19万3000台(残業・休日出勤除く)の「3分の2くらい」と明らかにした。

こういった状況から、そろそろ受注再開するのではと噂されていました。
しかしながら、日産からは正式な発表はなく既存の日産アリア納車待ちユーザー全てに届くまで、まだ時間がかかるといった状況でした。

この問題は2023年12月には解消している可能性が高く、日本での日産アリア出荷は2024年1月には0となりました。
(つまりバックオーダーは全て解消しユーザーに届けられたと考えられます)

となると、受注再開が噂されるわけですが、体制も整ったということでNISMO発表に至ったのでは?と考えられます。

受注再開とアリアNISMOの販売開始は?

受注再開としては2024年2月27日ではないかと噂されています。
これは3月の決算商戦に合わせた販売戦略の可能性が高く、自動車販売として3月は盛り上がります。

こちらを逃すと販売に影響を及ぼすことから、かなり濃厚と見て間違い無いでしょう。

ただし、日産アリアNISMOに関してはまだ情報が不透明で、春先から夏前では?というような状況です。

おそらくですが、日産アリアの通常モデルの販売台数や生産台数を見た上で判断されるものと予想され、実際の実績から販売時期が発表されると思われます。

この背景には、生産開始直後にまた何か問題が発生して販売ができない状況となった場合、印象が悪くなりニュースにも取り上げられてしまい日産としてもイメージ戦略上良くないと思われます。

こういった懸念点を払拭するため万全の体制で販売開始を進めていくのでは?と推測されます。

日産アリアの販売価格について

価格については約50万円〜100万円ほどの値上がりと噂されています。

今回の発表で全てのモデルが出揃うわけですが、とりわけB6 基準車は「5,390,000円〜」という価格から50万円以上の値上がりが想定されています。

これは日産リーフのe+が100万円ほど値上がりされており、同じような値段になるとのこと。

B9 limitedとB9 e-4ORCE limitedは値段が発表されていますが、基準車としてはまだ値段が発表されていません。

これもどうなるかわかりませんが、limitedモデルと同じような装備にすると80万円〜100万円ほど値上がりするのではないかと思われます。

こういった状況から、NISMOモデルは900万円前後では無いかと考えられます。

1000万円をこえてくると、ユーザーとしても手が届きにくいと感じる価格となり、900万円前後であれば、まだ購入検討の余地がありそうです。

特に電気自動車=高い(新車)というイメージもあるため難しいところですが、日産には頑張って頂きたいところです。

今後の電気自動車の展開

日産リーフについてもフルモデルチェンジが予定されており、コンセプトモデルとして発表されたCHILL OUTがそれに該当するのでは?と言われています。

こちらも日産アリアと同じCMF-EVプラットフォームを採用しています。

現行リーフのプラットフォームは10年以上前となり古いため、新プラットフォームの採用は必須でしょう。

リーフの大きさでの電気自動車はヒョンデKONA(SUVではありますが・・・)やBYDのドルフィンがあります。

ハッチバックモデルとしてラインナップを拡充する必要があるので、早く発売する必要もあると思います。

軽自動車としては日産サクラがありますが、海外はいろいろな車種展開があるので、日産も頑張って欲しいですね。

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