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日産サクラ LEAF SPY(リーフスパイ)電池劣化は?(9/8)

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9月に入りましたが、まだまだ暑い日が続いてますね。
台風も発生してましたが、関東エリアは被害が少なくてよかったです。
九州エリアは被害が出ているところもあり、自然災害は改めて脅威だなと思いました。

さて、前回日産サクラで電池劣化の計測をしてから1ヶ月半ほど経過したので状況を確認しました。

今回もLeafSpyで計測するので、Amazonで購入したOBDIIをご紹介します。

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前回の記事はこちら

2024年7月20日の劣化状況は?

数値補足
SOH92.01%
AHr53.0918.581kWh
Qc409急速充電回数
L1/L2157普通充電回数
2024年7月20日のLeafSpyの結果

前回はなぜかバッテリーの劣化がせず、むしろ回復する現象が発生しました。
どうしてそうなったかは不明ですが、もしかしたら残量が少ない状態から充電を繰り返したので、バッテリーのは利用範囲を学習しなおしたのかもしれないですね。

2024年9月8日の劣化状況は?

今回からPixel 9 Pro Foldで計測しているので、サイズ感など前回から違いがあるかと思います。

数値補足
SOH91.61%
AHr52.8618.501kWh
Qc444急速充電回数
L1/L2166普通充電回数
2024年9月8日のLeafSpyの結果

やはり前回よりは劣化が進んだようですが、5月時点の時よりは劣化がマシな状況です。
2年以上経過しているので、急速充電回数が増えましたね。(V2Hの影響もあります)

夏はエアコンを使うことが増えて、電池の減りが早く充電回数が増える傾向にあります。

逆にバッテリーをよく使うので、ある意味良いのか謎ですね。

夏はバッテリーが劣化しにくい?

もしかすると冬に比べて劣化進行が遅いのかも知れません。

ただ、バッテリー温度が上昇しやすいのでバッテリーにはあまり良くないものの、充電する時のバッテリー温度としては適温のため劣化が少ないのかもしれません。

冬は逆にバッテリーが冷たくなり適温ではない状態で充電するため、バッテリーには良くないのかも?

日産リーフと異なり日産サクラはバッテリーの冷却機構があるため温度上昇はしにくいことにも劣化軽減に貢献していると考えられます。

日産サクラではバッテリーがレッドゾーンに入ることは少ないため、これも影響してそうですね。

走行距離に影響あり?

そこまで感じることはありませんが、夏はエアコンを使用するので電池の減り方は早く感じます。

自宅からスーパーなど、いつもよく場所にバッテリーの減り具合を見ると多いですね。
春秋だと20%ほどの減り具合ですが、夏は22%〜24%ほど必要になっています。この辺りを考慮して遠出する時は充電の減り具合を勘案した方が良さそうです。

とは言っても、普段の街乗りではあまり気にすることはなくバッテリーが減ってくれば家で充電すれば解決なのでいつも通りといった感じですね。

日産サクラのフルモデルチェンジがあるかも?

日産のグローバルニュースで先日発表された内容に、2028年にLFPバッテリーを搭載した軽自動車を投入するようです。

ニュース記事は以下から

日産のLFPバッテリーの開発および量産が経済産業省の「蓄電池に係る供給確保計画」として認定
日産自動車株式会社(本社:神奈川県横浜市西区、社長:内田 誠)は、日産が取り組む車載用蓄電池(LFPバッテリー)の開発および量産が、経済産業省の「蓄電池に係る供給確保計画」として認定されたと発表しました。

日産サクラが登場したのは2022年なので6年後と考えるとフルモデルチェンジ時期と考えて良いかもしれません。

LFPバッテリー(リン酸鉄リチウムイオン電池)の特徴は安全性(発火しにくい)が高く、レアメタル(コバルト)を使用しないため、ここ最近は主流になりつつあるバッテリーですが、エネルギー密度が低いので、どうしても大型化になりやすい傾向があります。

軽自動車はそれでなくてもスペースに限りがあるのでLFPバッテリーがどこまで搭載されるのか不透明ですが、今の日産サクラで20kWhのため、これ以上であれば嬉しいですが、どこまで可能になるかですね。
(BYDのブレードバッテリーであれば今の角形よりスペースが確保できるかも?)

もしくは、日産ルークスのようなスライドドアモデルが登場するかもしれませんね。

なんにせよ2028年が楽しみになりますね。

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