Appleから新しいiPhone端末であるiPhone Duoの予約が日本時間10月23日21:00に開始されました。
元々の事前情報から生産台数が少ないと言われていましたが、今回の予約争奪戦で発売日の配送予約が取れないなど、ネット上では話題になりました。
今回の騒動がどういうものか筆者目線で記載したいと思います。
折りたたみスマホとは
iPhone DuoはAppleから新しく発表された折りたたみ対応のスマホになります。
折りたたみのスマホの強みとしては、畳んだ状態ではコンパクトで広げると広範囲でのディスプレイで作業やエンターテイメントを楽しめるものとなります。
いわゆる効率化と作業スペースの拡大を狙ったものとなりますが、大きな課題は価格と重量、ヒンジ構造になります。
(当然折りたたみを繰り返すので、耐久性や構造上の問題がないか心配になるでしょう)
折りたたみスマホはSamsungが先行しており、Galaxy Z Foldシリーズがそちらにあたります。
https://www.samsung.com/jp/smartphones/galaxy-z-fold8
既にGalaxy Z Foldは8まで販売されており、第8世代ということで、かなり洗練された形になっています。
ユーザーもSamsung側へのフィードバックとして重量や使い勝手などを行って改良されていました。
現在のFold 8ではS Penは使えなくなり、Fold8では無段階でのヒンジ調整では無くなりました。ただし重量はかなり軽く、持ちやすさも考慮した結果、今の形になっています。
このように、先行しているGalaxyはユーザーの声を具現化して今の姿になり、提供しています。
これが正解かどうかはまだわかりませんが、一定の評価を得ているので、間違ってはないでしょう。
Appleはなぜ折りたたみスマホに参入したのか
では、ここでなぜAppleは折りたたみスマホに参入したのか、筆者目線で考えていきたいと思います。
まず、世界のスマホ事情で見ると折りたたみスマホの普及率は全体の2%未満とかなり低い数値です。
https://news.yahoo.co.jp/articles/b47494b0ca2e2408acdf49ac3c76d5c451f4f93b
これは主に以下の要因で普及していないと考えられています。
・価格(高額のため、利用ユーザーが限られる)
・利用ユースが想定しにくい
・端末重量が重たい
・現在利用している端末で満足しているから
他方で、折りたたみスマホを求めるユーザーの声としては以下ではないかと想像しています。
・複数台の端末を一つにまとめたい(用途を1台の端末で完結させたい)
・新しい体験価値を見出したい
・大画面でなんでもこなしたい
・マルチタスクでアプリを稼働させたい
つまり、今折り畳みスマホを利用しているユーザーは明確な「やりたいこと」がわかってるユーザーには刺さるのですが、一般的に今あるアプリが使えたらいいな程度のユーザーには不要となるわけです。
そのため、普及率が上がるわけではなく、一部のユーザーにだけ広がっているという現状になります。
では、Appleが参入したのはなぜかと考えると大きく、3つあると思っています。
・まだユーザー数が少なく、シェアが伸ばせる
・先行したSamsungからのユーザーニーズを把握した端末作りができる
・AppleはOSとハードウェアの垂直統合モデルで自社で完結して作成できる
このことから、参入してもユーザーが奪えて自社の成長に寄与できると踏んだのではないでしょうか。
また、Appleのプロダクトは単に見た目だけではなく「ユーザー体験」に大きな価値を見出しているため、iPhone Duoでユーザーに体験してもらうことで新たなサービスを提供できると考えていると思います。
筆者としてもiPhone Duoによる折り畳みでできることが増えることで、さらにアプリが売れていき、端末も今後さらに洗練されれば折り畳みが一般化するものと思います。
iPhone Duoは売れるのか
ある程度は売れると思いますが、iPhoneシリーズの中ではそこまで売れないと考えています。
理由としては、高額であり生産台数に限界があるため、売りたくてもそこまで売れないと筆者は想像します。
もしかしたらプレミア化する部分はあるものの、じゃ一般層までいきなり広く行き渡るかと考えると価格面や今あるスマホがある程度成熟しているため、Duoが必要と考えるまでまだ至らないと思います。
また、初期モデルですし、第二世代を待っている層もいることでしょう。
AppleとしてはDuoの初代で裾野が広がり、一般層までどういうものか知って頂くことが成功の鍵と言えるのではないでしょうか。
iPhone Duoの活用
iPhone Duoはどういう用途で使うことを想定しているかを筆者目線で見ると以下かなと思っています。
・動画やBookなどのエンターテイメント要素
・マルチタスクによるアプリの多重起動と操作(1端末での動作完結)
・Appleエコシステムで他のApple端末との連携
・折りたたみによる新しいアプリ対応の価値
特に4番目がこれから開発されていくアプリ次第で広がると想像します。
Apple Vision Proのような新しい完全なるデバイスではなく、iOSの延長上から作成できること、また端末普及数もApple Vision Proより台数が多いことを見込まれるので、開発も進みやすいと考えられます。
まとめ
発売は10月23日となります。
発売日近くに予約できた方々はかなり少ないと思いますが、インプレッションが気になりますね。
インフルエンサーもなかなか発売日近くに手に入る予定の人は少なく、気になるところですが、これから購入を検討している方はまずはオンライン予約をおすすめします。
今回生産台数も少なく、しばらくは店頭販売はしないということでApple店舗では言われているそうです。
そのため、購入されることを考えている方は、まずはオンラインで予約を入れておきましょう。
配送は来年予定となっていますが、生産が増産されれば前倒しになる可能性もありますし、インプレッションを見てから合わないと思えばキャンセルすれば良いと思います。
また、Appleの店舗にも実機が並べばそれを手にしてから考えても良いでしょう。
何にしても今回かなり高い買い物であるため、色々検討してから購入でも遅くないと思います。