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ENEOS 急速充電器設置(ENEOS Charge Plus)

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一時ニュースにもなりましたが、石油元売事業者のENEOSがEV用急速充電器事業を展開し始めました。
急速充電器といえば、e-MobiltyPower(eMP)が最大の急速充電ネットワークを持っていますが、そちらとも連携するような形で急速充電器を設置していくようです。

詳細は以下の記事とENEOSの HPをご紹介します。

基本料無料のEV急速充電サービス「ENEOS Charge Plus」
ENEOSは、電気自動車(EV)に急速充電器で経路充電サービスを提供する「ENEOS Charge Plus」を開始した。経路充電とは、目的地に到着するまでに足りない分を充電すること。
ENEOS Charge Plus(ENEOSチャージプラス)
ENEOS Charge PlusはENEOSが提供する基本料金無料のEV充電サービスです。お得な情報・会員特典や、ご利用料金、サービス内容などを紹介しています。

ENEOS Charge Plus

さて、去年11月からサービスを開始したENEOSの急速充電器ネットワークのサービスですが、「ENEOS Charge Plus」という名称で展開しています。

具体的にどういうサービスかと言いますと、ENEOSのガソリンスタンドに急速充電器を設置してサービスを提供するようです。

関東エリアのサービスMAPをみると上記のような形で表示されます。
ガソリンスタンドにEVの急速充電器を設置?と思われる方も多いと思いますが、実は結構意味のある展開だと筆者は感じています。

メリットなどを記載していきたいと思います。

24時間営業のガソリンスタンドは便利

24時間営業じゃないガソリンスタンドもありますが、24時間営業のガソリンスタンドに設置されると以下のようなメリットがあります。

・洗車機が使える
・トイレに行きやすい
・自販機などドリンクが購入できる
・明るいので安心感がある

日産のディーラーでもいいじゃない?と思われがちですが、日産ディーラーはもちろん休業日もあれば24時間営業でもありません。
そのため、営業時間外は充電中にトイレも行けませんし(近くにコンビニなどあれば別ですが)自販機もないのでドリンクの購入ができません
つまり、ガソリンスタンドでの充電というのは充電だけでなくサービスやついで買い(ドリンク、洗車)など他にもメリットが生まれるわけです。
特に最近はガソリンスタンドの利用が減ってきています。
これはハイブリッド車などが増え、燃費が良くなってきたことなどが挙げられます。
EVはさらにガソリンスタンドに行く理由が少なく、利用客が減少してしまうという懸念があります。
ガソリンスタンドにきてもらうためには何か理由がないと行かないわけですから、こういった取り組みは非常に良いと思います。

支払い方法

支払い方法ですが、急速充電器には珍しく多様な方法があります。
ここもENEOSはうまく運用していると思います。

支払い方法はENEOSのHPでも記載がありますが、参考に掲載いたします。


嬉しいのがeMPを始め非常に多くの支払い方法があることです。

利用料金は?

利用料金ですが、eMP以外のENEOS Charge Plusカード(月額費用無料)やWAONなどを利用の場合は以下の料金となります。

1分49.5円という従量課金制となります。

eMPカードで支払いの場合は契約しているeMPカードの利用料金が適用されるようです。
ZESP3の場合はご利用されているプランで適用される形となります。

残念なのは時間ごとの従量課金制ですね。
車両によってバッテリー容量が異なるわけですから、電力量に応じての課金制度に早くして欲しいところですが、色々法規制もあって難しいのでしょうね。
早く法改正して充電電力量による課金制に移行して欲しいところです。

ENEOS Chrage Plusカード

ENEOSでは専用の充電カードを用意しています。

こちらの充電カードですが、今なら無料でカード発行してくれるようで、このキャンペーンがいつ終了になるかまだ未定です。
興味がありましたら、今のうちに発行するのもありだと思います。

入会金・年会費は無料なので、作成するだけでもありかなと思います。

こちらの発行無料キャンペーンですが、2023年10月1日で終了しました。

急速充電器の設置に関する企業参入について

急速充電器の設置ですが、そこそこ母体を持っている会社であれば参入する可能性はありそうです。
まだブルーオーシャンといっても過言ではありません。
というのも、これから電気自動車が増えてくれば充電器の存在は大きくなります。
今回のようなENEOSには「ガソリンスタンドに寄ってもらう」という大きな目的があるわけです。
つまり、ガソリンだけを提供していても生き残れないのでは?という危惧があるわけです。
そこに目をつける他の事業者もいる可能性があるでしょう。

特に電気自動車は充電する必要があるわけです。
充電する間はその場所に滞在するということは購買や立ち寄る目的ができます。

例えば宿泊施設やショッピングセンターは長期滞在することが見込まれるので、非常にメリットが高いといえます。
宿泊施設の場合は普通充電でも問題ありません。
1泊する間に充電できれば問題ないわけですから、急速充電器の必要はないわけです。
充電器が設置されていれば、電気自動車オーナーとしても宿泊施設を選択する際の指標とするでしょう。

集客という観点からも、一つの手段としては良い試みではないでしょうか。

おまけ(カード届きました!)

ENEOS Charge Plusカードが届きましたー。

2週間ほどでの到着でした。

コメント

  1. […] ENEOS 急速充電器設置一時ニュースにもなりましたが、石油元売事業者のENEO… […]

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