日産自動車のEVにおける急速充電の受電電力一覧（アリア、サクラ、リーフ）

実は意外と知られていない各電気自動車の急速充電時の受電電力を一覧にしてみました。

急速充電の受電電力とは？

急速充電を行う際、車両によって受け入れできる電力が異なってきます。
これは車両のバッテリー容量にもよりますが、大容量の電気を受けるとバッテリーを痛めることもにもつながることになるため、このような上限値を設けて対応しています。

さて、本題の日産自動車における電気自動車を一覧にまとめてみました。

各情報は以下から

日産アリア

先ほどまでは車両側の充電電力をお伝えしましたが、急速充電器はどうなっているかのお話となります。
充電する時の電力は「V（ボルト） × A（アンペア）= kW（キロワット）」の計算式で求めることができます。

急速充電器の出力は機器によって異なり、現在日本で設置されている急速充電器は20kW〜150kWまで種類があります。

なお、150kWの出力に対応している機器はABB製と新電元製となっています。

ただし、急速充電器上150kWの出力が可能となっていますが、最大のVとAで計算されるので、機器と車両がその最大値に対応していないと出力されないので注意が必要です。

例えば、90kW出力対応の急速充電器があった場合、日産アリアなら90kWまで対応すると思われますが、新電元の90kW充電器は最大Aが200Aまでとなるので、日産アリアのVが360V x 200A = 72kW ほどが最大値となります。

車両によっても受け入れの電力が異なりますので、急速充電を行う際にはちょっとした気遣いがいいかもしれません。

例えば、150kW級の急速充電器を日産サクラで充電しても最大30kWまでしか対応していないため宝の持ち腐れになってしまいます。

150kWの充電器しかない場合は仕方がないのですが、できれば日産アリアなど受電電力が高い車両に利用してもらった方がいいですね。

浜松SAなど今後は急速充電器が拡充してくると思いますので、こういったことも一緒に広まると電気自動車乗りの皆様も気持ちよく充電できますね。