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令和5年4月1日登録以降のCEV補助金車種の決定

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CEVのHPが更新されて補助金対象車種が判明しました。
今回こちらの詳細を記事にしたいと思います。

CEVの補助金とは?

CEVの補助金は次世代自動車振興センターから出されるものとなっていまして、主に電気自動車や水素自動車(トヨタMIRAI)を購入する際に交付されるものとなっています。

電気自動車など次世代の環境に優しい車の購入を後押しする制度となっています。

今回の対象は?

タイトルにも記載していますが、今回対象になるのは令和5年(2023年)4月1日以降に新車登録された車が対象となります。
※中古の電気自動車は対象になりませんので、ご注意ください。

補助金はいくらもらえるの?

タイトルの画像にも記載していますが、以下となっています。
※表は上限値となります。

ベース条件付き
電気自動車(BEV)65万円85万円
軽電気自動車(BEV)45万円55万円
プラグインハイブリッド(PHEV)45万円55万円
水素自動車(FCV)230万円255万円

こちらの条件付きというのがミソでして、以下の要件を満たさないと条件付きの金額となりません。

①外部給電機能としてのV2X対応又は1500W車載コンセント装備を有していること、
かつ、省エネ法トップランナー制度の対象車両(型式指定自動車)とする。
②BEV, PHEV, FCVについて、メーカー希望小売価格(税抜)が840万円以上の車両は、
算定された補助額に価格係数0.8を乗じる。

つまり簡単にいうと①はV2HやV2Lなどに対応しているか、ACコンセントが車内についていると対象となり、日本での型式登録されている車が対象となります。
海外の車で日本の型式登録されていない場合、条件付きとなりませんので、ベースの金額が最大値となります。

②は高級車だと金額が減算されてしまいます。ポルシェのタイカンやBMWの高い車が該当します。

対象車種は?

詳細はCEVのHPに公開されていますが、注目ポイントも一緒に記載します。
流石に日本車は減額がなく、条件付きの上限値をもらうことができますが、日産リーフは航続距離の問題もありますので、上限値までとはなっていませんのでご注意ください。
アリアとサクラは条件付きの上限値でもらうことができます。

テスラは外部給電に対応していないので、ベースの上限値である65万円となります。

さて、一方で今回販売が開始したBYDのATTO3とヒョンデのIONIQ5ですが、型式登録されていない関係で65万円となってしまいました。
去年であれば、満額の85万円が交付されていたので、ちょっと残念です。
ATTO3は去年の補助金間に合ってないので、令和5年からの交付のため、仕方ないですね・・・

こういった結果を見てわかる通り、海外車に関しては少し不利な条件となっていますね。
これはある意味しかたないかもしれません。

しかし、BYDも型式登録をするのでは?という話も聞こえてきますので、もし型式登録が完了すれば300万円台前半ということで、かなりお得に見えてくるかもしれません。

さらにドルフィンが販売される場合、ATTO3よりも安いことは間違いないため、もしかすると200万円台での購入も可能かも知れません。

そうなると日産はかなり苦しい状況となりそうです。
ドルフィンは日産リーフやNOTEに近い大きさのため、需要はかなりありそうです。

いつまで交付されるのか?

今の所、期限の記載はありませんが、例の如く補助金がなくなり次第終了になるのではないかと考えられます。

しかし、令和4年より補助金を大幅に今回は増額して対応しているためすぐにはなくならないと思います。
令和4年の補助金が一気になくなった理由としては軽EVの登場でしょう。
日産サクラと三菱EKクロスEVの存在が大きく、こちらの台数がかなり出ましたので補助金が一気になくなりました。

今回は通年の生産台数の見通しも見えている関係で政府も予算を用意したのではないかと考えられます。

本来なら日産アリアも補助金をかなり使うことになるはずでしたが、いまだに生産が安定しておらず月間の生産台数は5000台〜7000台前後と言われています。

ほとんどが海外出荷されており、日本向けの出荷台数は1ヶ月あたり多くても800台程度(B6標準車とLimitedの合計)のようです。
公式には生産台数は発表されていませんが、登録車数から逆算するとこれぐらいのようです。
少ない時は2桁の月(日本向け)もあるので、かなり少ない台数のようです。

補助金の注意事項

CEVの補助金は非常に魅力的ですが、注意事項もあります。

①新車登録のみの交付となる。

②4年間は所有しなければならない。
もし4年以内に売却などを行った場合、補助金を還付する必要があります。

これらを理解した上で補助金を活用してください。

筆者の日産アリアの補助金は?

CEVの補助金はナンバー登録されてからでないと申請ができないものとなっています。
筆者の日産アリアの納車はまだ未定のため申請ができません。
年内に納車されればラッキー?ぐらいに思っていますので、補助金が枯渇せず残ってもらえると嬉しいですが、果たしてどうなっているのか。

また、来年の補助金がどうなるかも未定なので、できれば今回の補助金で申請できれば嬉しいですね。
来年はもしかしたら補助金の額が下がる可能性もあるかも?

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