電気自動車

電気自動車の自動車保険を考える

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自動車を購入すると自賠責保険は必ず加入が必要ですが、任意保険については自由に選択することができます。
今回電気自動車として選択する保険会社を検討してみましょう。

任意保険会社の選択

自動車保険としてさまざまな会社がありますが、電気自動車として保険会社によっては「EV割引」を展開しているところがあります。

下記の通り、対応している会社の一例をあげます。

保険会社名割引額
アクサダイレクト1,500円
おとなの自動車保険1,200円
ソニー損保1,000円

それぞれのアドレスは以下から

自動車保険のEV割引|アクサダイレクト
自動車保険の【アクサダイレクト】公式サイト。EV割引は、ご契約のお車が当社が定めたEV(電気自動車)またはPHEV(プラグインハイブリッド自動車)の場合に適用される割引です。詳しい保険料はウェブサイトからかんたんにお見積り。
豊富な割引プラン|おとなの自動車保険
セゾン自動車火災保険「おとなの自動車保険」はインターネットでご加入いただいた場合、保険料を新規なら13,000円、継続でも10,000円割引を適用します!
ソニー損保の用語集 | 用語集
ソニー損保の用語集。保険の用語をご説明します。

割引金額は保険会社により異なりますが、1,000円〜1,500円が相場のようです。
次回保険を更新する際には、こういった割引がある保険会社も参考にするのもありかなと思います。

保険料率について

保険加入時には先ほどの割引以外に各車に設定された「保険料率」というものがあります。

これは毎年見直しされており、この料率クラスが高いほど保険料が高いと一般的に言われています。

型式別料率クラス検索|損害保険料率算出機構

ここで注意頂きたいのは、保険料率が高い車種=危険な車ということではありません!

よく勘違いされがちなのですが、車が危ないわけではなくその車において保険の使用率や高額修理、出荷台数の多さなどいろいろな条件が複合的に精査されて料率が決定されています。

傾向的には国産車より外国車の方が保険料が高い傾向にあります。
これは修理時の費用が高い(部品代など)傾向にあるためとなります。

ちなみに参考ですが、日産車のEVにおける保険料率を見てみましょう。

リーフは旧型ではなく、40kWhモデルと60kWhモデルを参考に提示しています。

こうしてみるとリーフの保険料率が意外と高いように思います。

これは出荷台数が多いからだと思います。日産アリアは出荷台数も少なく、保険使用率も低いと考えられます。

日産サクラも登場して1年ほどなので保険使用率が低いためと思います。

日産サクラの出荷台数としては、この前日産から発表がありましたが累計5万台受注を突破したようなので、来年はもしかしたら保険料率が変わるかも?知れません。

「日産サクラ」受注5万台を突破
日産自動車株式会社は、昨年6月に発売した「サクラ」の受注累計が、受注開始から5万台を突破したと発表しました。

最適な保険会社は?

電気自動車で気をつけて頂きたいのは、ズバリ「電欠」時の対応です。

アクサダイレクトは他社に先駆けて電欠時の駆け付け対応を発表しました。筆者としてはこういった電気自動車ならではのサービスを提供できる保険会社はよく理解されてて、信頼感があるなーと思いました。

アクサダイレクト、電欠時の「EV駆けつけ充電サービス」を全国で開始提携ロードサービスセンターに給電設備を配置、電欠時対応を強化|任意保険のアクサダイレクト
任意保険の【アクサダイレクト】公式サイト。アクサダイレクト、電欠時の「EV駆けつけ充電サービス」を全国で開始提携ロードサービスセンターに給電設備を配置、電欠時対応を強化について。アクサグループは保険および資産運用分野の世界的なリーディングカンパニーです。自動車保険(任意保険)、バイク保険、ペット保険をお探しの方は【アク...

ガソリン車と異なり、電気自動車は電欠すると今の所レッカーが有力な方法で、最寄りの急速充電器を設置している場所まで動かしてもらうような措置になります。

アクサダイレクトはさらにリムーバブルの給電設備を配備してその場で充電することを可能としています。
まだまだ配備しているところは少ないですが、これから広がっていくと安心度が上がりますよね。

さらに、自宅の充電器についても補償に入ることができるので、これも非常にいいなと思いました。

アクサダイレクトの充電設備補償特約

自動車保険のEV充電設備補償特約|アクサダイレクト
自動車保険の【アクサダイレクト】公式サイト。自宅駐車場などに設置している電気自動車などのための充電設備に、偶然な事故によって生じた損害に対してカバーするEV充電設備補償特約について説明します。自動車保険のアクサダイレクトなら、合理的な保険料に充実した補償内容で、あなたに合った保険が見つかります。

アクサダイレクトの回し者ではありませんが、筆者の日産サクラもアクサダイレクトの保険に加入しています。

これからの保険会社の動きは?

今後は電気自動車の販売台数も増えることから、こういった電気自動車に対応した保険会社が増えるのではと思います。

テスラ車においては、加入できる保険会社も少ないそうで外国車は少し注意が必要かも知れません。

ただ、今後は電気自動車ならではのサービスが登場すれば、加入者はより良い保険会社を選択することができるようになると思いますので、今後に期待したいですね!