日産アリアが納車されて6ヶ月が経過しました。
納車されてから遠出もしましたし、今までのリーフと比べてもどうなのかを記事にしていきたいと思います。
結論から言うと・・・
全体的には満足です。
細かいところの不満点はありますが、それ以上に満足度の方が高いです。
今までの不満点であるところは、ほぼほぼ解消した形で販売されている車なので、よくできたパッケージだなと感心しています。
このノウハウは日産リーフの経験が活かされたと思いますし、日産リーフオーナーのおかげだと思っています。
良いところ
あげると色々ありますが、筆者が思っているところを列挙していきます。
・充電性能が高い
これは受け入れの電力が高いということではなく、
受け入れ時の入力電力が安定してるということです。
バッテリーの冷却能力も高いですし、バッテリーの残量が多い状態でも
高出力で入力されるのは素晴らしいです。
ただし、気温が低いとやはりそこはどうしても弱くなりがちですね
・運転性能（先進機能）
プロパイロット2.0による高速道路上のハンズオフは今市販されている
日本の車の中では、頭ひとつ抜けている印象です。
（他社でもハンズオフはありますが、全車速に対応していません）
精度も高く、ある程度のカーブでも問題なく機能しています。
筆者の車はe-4ORCEには対応していませんが、e-4ORCE対応ならさらに安定した走行が可能ですし、ピッチングも少ないのは良いですよね。
・静粛性
静粛性はEVの中でも上位だと思います。
筆者もテスラ モデル3やモデルYに一度乗ったことがありますが、日産アリアの方が
静粛性は高い気がします。
モデル3のハイランドは未乗車なので、こちらは良い勝負しているかもしれませんね。
・ナビやインパネの使いやすさ
リーフの時と異なり、わかる情報が増えました。
特にプロパイロット2.0を選択するとHUD（Head-Up Display）がついて
視認性も向上して運転アシストに寄与しています。
・シートベンチレーション
これが意外と快適です。今までシートベンチレーションの車を
利用したことがなかったので、ありがたい装備だなと思いました。
特にここ最近暑くなってきたので、大活躍のアイテムです。
背中が涼しいのは快適って初めて知りました。
悪いところ
・充電ポートの位置
これは本当に思うのですが、充電ポートは後ろ側にあった方が何かと良いと
感じました。
特に日本の駐車位置はバックがほとんどなので、前から突っ込む駐車には
適していないことが多いのと、充電ケーブルが短くて届かないこともままありますね。
充電器は壁側に沿ってあることが普通充電は多く、急速充電は壁側か横の位置にあることが多いです。
車種によってポートの場所が異なるので、充電器の設置場所は困るだろうなーと言うのが感想です。
・走行バッテリーの温度調整管理
冷却は急速充電中に動作しますが、バッテリー温度を上げる機能は手動のため、
プレコンディショニングが自動でできれば良いなと思いました。
・インテリジェントルームミラー
カメラが後ろについており、それがバックミラーの代わりになっているのですが、
とにかく白飛びがひどく、夜の車の視認性が悪いです。
市販のバックカメラの方が優秀
・ウインカーレバー（方向指示器）
これはプロパイロット2.0の場合のみですが、ウインカーが電子式のため、
カチッとなるタイプではなく、車線変更時に右側にウインカーを出した場合、
左のレバーを少し戻さないとウインカーが消えない仕様で、
これが非常にやりにくいです。最近は慣れましたけどね。
最後に
上記以外はマイナスポイントはなく、非常に良い車ですね。
ハンドリングも素直ですし、何より運転してて楽しい車だなーという感想です。
遠出も今まではリーフの場合、熱ダレ（バッテリー温度が高くなると充電電力が下がる）になりますが、日産アリアでは温調機能がしっかりしているので、心配もなく快適です。
また、90%の充電でB9であれば500km以上の走行も可能なので、ほぼ不便なく長距離移動もできて快適です。
今まで充電計画が必要でしたが、ある程度になったら、どこかで充電ぐらいの気持ちで余裕ができたのが大きいです。
日産は全固体電池の量産化に取り組むとニュースで発表がありました。今後ますます発展と進化すれば電気自動車での移動ももっと楽になりますし、充電インフラが整えばさらに利便性も向上しそうですね。
筆者もここ最近、充電インフラが充実してきていることを実感しており、長距離移動が本当に楽になった印象です。
日産アリアを購入して良かったなーとこの記事を書いてても思いましたし、もっと色々なEVが増えれば充電インフラも充実するでしょうし、不満点も解消していくと思いますので、発展に期待ですね！