12月にも入り寒くなってきましたね。
日産サクラで急速充電を行なった場合の充電効率を見てみました。
充電前の状況
充電を実施するにあたっての状況は以下となります。
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状況 | |
外気温 | 9度 |
充電前電池温度 | 12.9度 |
充電前電池残量 | 34% |
LeafSpyと日産サクラで電池残量(SOC)表記が異なりますが、システム的な問題かと思われます。
LeafSpyの方がもしかすると正確なのかも知れません
(日産サクラは余裕をみて低く表示している可能性があります。)
充電中状況
では、早速急速充電開始です。
今回は日産の44kW級(約107A出力)充電器で行っています。
充電開始直後
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この時点では最大出力の30kWをマークしてます。
ただ日産サクラの表示とLeafSpyの表示ではSOCには乖離がありますね。
リーフでもこの現象は出ていたので、あまり気にしないでおきましょう。
充電開始10分経過
充電を開始して10分です。
当たり前ですが、出力が半分になりました。
ただ、10分でこれだけ回復するので、ある程度走行できる距離になりますね。
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充電開始20分経過
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さすがに20分経過すると、かなり電池容量が回復しました。
走行可能距離も100km以上になり十分ですね。
充電完了
30分経過して充電完了となりました。
結果は以下となります。
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冬の充電は問題ないのか?
時間と充電の状況をまとめました。
充電残量% | バッテリー温度 | 電力量 | 充電器の出力 | |
充電開始前 | 35% | 11.6度 | 8.1kWh | 0kW 開始直後は30kW |
10分経過 | 57% | 19.3度 | 11.6kWh | 16.0kW |
20分経過 | 71% | 23.0度 | 13.9kWh | 11.7kW |
充電完了 | 78% | 24.2度 | 15.0kW | 9.9kW |
夏の温度が高い頃との大きな違いは、温度上昇もそうですが、思ったより充電電力量が少ないということでしょうか。
充電開始時の電池残量が同じではないとはいえ、充電完了後が78%で同じということなので、もう少し入ってもいいと思います。
夏に実施した急速充電時の温度状況は以下の記事で
まだまだ細かい検証は必要ですが、やはり温度との関係はリーフと同じで色々ありそうです。
ただリーフとの決定的な違いは高い温度になった時に日産サクラはエアコン冷媒が働くので、バッテリーの負荷が下がると思います。
そのため遠出の時は温度が低い冬の時期の方がいいかも知れません。
温度が上がってもエアコン冷媒を使うことなく、急速充電の継ぎ足しができる回数が夏より増えますので、遠出に向いてると思います。
冬の運用について
夏と違って温度上昇をそれほど気にする必要はないので、気楽に急速充電ができるのがいいと思います。
ただ、充電効率は夏に比べて落ちてしまうので、思ったより回復しないと思います。
特に長距離時には気をつけた方がいいので、充電のプランを考えた方がいいかも知れません。
とは言っても、電池残量が少なくなれば計画的に充電するようにしましょう!
電欠は一番避けたいので、みなさん注意頂ければと思います。
急速充電についてはこれからも色々検証していきたいと思います。