最近は日産アリアの記事ばかり記載しているので、日産サクラの電池劣化を見ていきましょう。
日産サクラも普段は街乗りとして大活躍しており、普段はもっぱら日産サクラを運転してます。
果たして、日産サクラの電池はどうなっているでしょうか。
今回もLeafSpyで計測するので、Amazonで購入したOBDIIをご紹介します。
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前回の記事はこちら
前回(2024年1月29日)の劣化状況は?
| 数値 | 補足 |
SOH | 92.22% | |
AHr | 53.21 | 18.623kWh |
Qc | 326 | 急速充電回数 |
L1/L2 | 121 | 普通充電回数 |
前回の電池劣化はそれほど進んでおらず、まぁこんなもんかなと言った感じでした。
ちなみに前回の走行距離は16,099kmでした。
さて、今回の電池劣化はどうなっているでしょうか。
2024年3月24日の電池状況を測定
| 数値 | 補足 |
SOH | 91.64% | |
AHr | 52.88 | 18.508kWh |
Qc | 361 | 急速充電回数 |
L1/L2 | 136 | 普通充電回数 |
約2ヶ月ほどで1,700km走行しており、電池劣化が進んでいますね。
まだ体感ではわからないレベルですが、冬なので電池の減りは早く感じます。
充電回数も急速は361回とそれなりですねー。V2Hでも利用しているので回数が増えるのは仕方ないのですが、1年半ほどの回数で考えるとかなりの充電回数に感じてしまいますね。
早ければ、2024年中にはSOHが90%を切る可能性があり、85%ほどになれば1セグ欠ける可能性が高そうですね。
電池劣化は早い?
日産リーフに比べると電池劣化が早いように感じます。
この前まで所有していたZE1(40kW)も電池劣化を追いかけてましたが、ここまで電池劣化は早くなかったように思います。
左側が日産リーフのLeafSpyの状況で、右側が日産サクラのLeafSpyになります。
これを見ると5年ほど所有した日産リーフの劣化具合と2年未満の日産サクラを見ても劣化が早く感じますね。
走行距離は日産サクラの方が早いですが、急速充電回数は8倍ほど日産リーフの方が多いんですよね。
うーん、経年劣化で電池は劣化していくと言われていますが、この結果だけでは何とも言えないですね。
これからも観測していって、いろいろ見ていく必要がありそうですね。
電池補償はどうなるのか?
今の電池劣化の進み具合から考えるとセグ欠けが起こりますので、補償対象になりそうです。
日産サクラは電池容量が20kWhとなっているので、セグ欠けするとかなり航続距離が短くなりそうですが、実際の運用でどこまで耐えうることができるのか気になるところです。
感覚的には初代リーフ(AZE0)の24kWhモデルと同じような気もしますね。
元々24kWhのリーフを所有しており、普段から乗っていたのであまり違和感はないものの、セグ欠けするとそれなりに運用は大変だったので、日産サクラでも同じかもしれませんね。
ただ、取り回しが楽なので、日産リーフと運用方法も異なることから、何とかなりそうな気もします。
まだまだこれからわからない部分は多いですが、これからも電池計測を行い定期的に追っていきたいと思います。