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リーフ(ZE1)40kW LeafSpy(リーフスパイ)電池劣化は?

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前回計測してから結構時間が経過したので、リーフの走行用バッテリーの電池劣化を計測してみました。

前回記事は以下から

筆者の所有しているリーフ 40kW 2017年式は2代目と呼ばれるフルモデルチェンジのリーフとなります。

経過年数としては古い方だと思いますので、参考になればと思います。

今回もLeafSpy(リーフスパイ)を使用して計測していきたいと思います。

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リーフ(ZE1)の電池劣化状況

さて、前回と異なり冬真っ只中です。
外気温も寒い中で電池の劣化具合をみていきましょう。

計測したのは2023年2月22日となります。

では、各数値を見ていきましょう

数値補足
SOH89.84%
AHr103.71%36.298kW
Qc2240急速充電回数
L1/L258普通充電回数
2023年2月22日のLeafSpyの結果

前回計測した際のデータは以下となります。

数値補足
SOH90.29%
AHr104.23%36.480kW
Qc1909急速充電回数
L1/L258普通充電回数
2022年10月10日のLeafSpyの結果

順調に劣化しているのがわかりますが、約4ヶ月経過しているにも関わらず意外と劣化率は低いように思います。
冬は温度が低いためなのか、バッテリーのダメージが少ないかもしれません。
バッテリーは温度が高くても低くてもダメですが、劣化的には温度が低い方が少ないように思います。

セグ欠けはするのか?

セグ欠けとは日産リーフに表示される走行用バッテリーのセグメント表示のことを言います。
表示は以下のような形で12セグメントで表示されており、バッテリーが劣化していくとこの表示が一つずつ欠けていきます。

SOHが90%を切ってきましたので、そろそろセグ欠けが考えられるのですが、SOHが85%前後になると一つ目のセグが欠けると言われているので、まだ大丈夫かなと思います。

しかし、カウントダウンが始まっていると思うと少しドキドキしますね。

体感的には?

正直体感的にはまだ劣化している感じは見受けられません。
いつも通りといった感じですね。数値を見て頂くとわかるのですが、日産サクラが納車されてからリーフはほぼ蓄電池に近い状態のため、走行距離は少なく急速充電の回数が非常に多いです。
V2Hで接続して充電すると1回、放電すると1回とカウントされるのでかなり回数が多いです。

こちらの影響でバッテリー劣化が進んでいるのかも知れません。

日産のバッテリー保証について

40kWモデルのバッテリー保証は8年16万キロとなっています。

日産のHPより引用

あくまで条件はこれだけなので、V2Hで劣化した場合でも保証はしてくれると思います。
しかし、このバッテリー保証も12セグメント(新品)に戻してもらえるわけではありません。
8セグメントまで欠けたら9セグメント以上に復帰できるだけです。
これはリユースバッテリーから比較的劣化が少ないセルを取り出して使っているためとなります。

バッテリー保証の注釈

運が良ければ10セグメントに復帰できるかも知れませんが、おそらく9セグメントが多いと思われます。
また、昨今の世界情勢でリチウムイオンバッテリーが入手しにくいこともありメーカーからバッテリー保証の代わりに現金での支給ということもあるそうです。
ZE1より前のAZE0(24kWや30kW)モデルでは現金支給の提案もあるとの話でした。

今後は?

次回の車検まで入ったメンテプロパックEVに加入したので、とりあえずは次回の車検も通そうかなーと思います。
前回記事はこちら

しかし、その頃にはバッテリー劣化も進んでくるので日産ARIYAも選択肢に入れて次の車も検討かなーと思います。

その頃にはもっと電気自動車の車種が増えると嬉しいですね。

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