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プラゴの定額充電サービス開始(急速充電も普通充電も)

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独自の充電ネットワークを構築しているプラゴより定額制の充電サービスがスタートしましたので、紹介したいと思います。

プラゴとは?

PLUGO | EVを取り巻くすべてを「おもてなし」に変えるSUSTAINABLE INNOVATIONを。
ガソリンを使わない、CO2を排出しない。地球にやさしい車を選択した人々に、ひとつ上のカーライフをお届けするためのおもてなしサービスとして「PLUGO(プラゴ)」は誕生しました。会員の方のために設計された近未来型のEVチャージャーと、それが設置された施設の利用を快適にするWebシステムを組み合わせ、この国のEVを取り巻く...

株式会社プラゴは充電器の設置・運営を行っている会社となっています。

しかも充電用の電力は全て再生可能エネルギーを利用しており、環境にやさしい電力となっています。
EVの充電器ネットワークは日本最大のe-MobiltyPowerが運営していますが、こちらに属しておらず独自で展開しています。
そのため、プラゴではeMPの充電カードで充電することはできません。

プラゴの充電サービスは?

プラゴの充電サービスは今までの電気自動車で悩みを解決してくれる手段を用意しています。
電気自動車の充電で1番困るのが、誰かが充電していて充電器が使えないこと!これにつきます。

テスラのスーパーチャージャーのように複数台設置されていれば、充電待ちがあまり発生することはありませんが、CHAdeMo規格の急速充電器は大抵の場所で1台ということが多いです。
そのため、先客がいた場合、最大で30分の待ち時間が発生してしまいます。

プラゴではその悩みを解決してくるサービスとして、充電予約を提供しています。

また、充電を行うのは全てアプリからとなっており、充電カードは必要としません。

どこに設置されているの?

まだまだ設置台数も少なく、これからといった形になっています。

主な充電器の設置場所は以下となっています(2023年2月6日時点)

設置場所充電設備
モクシー東京錦糸町普通充電 1台
ららぽーと豊洲普通充電 2台
ザ・パーク東五反田2丁目 1急速充電 1台
タイムズアトリオドゥーエ碑文谷第2急速充電 1台
普通充電 1台
二子玉川ライズP3 駐車場急速充電 1台
ルミネ立川 北4駐車場急速充電 1台
テラスモール湘南急速充電 1台
普通充電 2台
御殿場ゴルフ倶楽部普通充電 1台

上記以外でも充電場所がありますので、主な充電設置場所はアプリからご確認ください。

なお、赤色マーカーの場所が今回定額充電対応の場所となります。

定額充電のサービスは?

今回定額充電サービスを打ち出したのですが、少し注意点もありますので、紹介いたします。

充電予約もできて定額で充電できるなんて便利で間違いなのですが、定額で充電できるのは指定した施設1箇所のみとなります。
指定以外の場所での充電はこれまで通り課金が必要となりますので、注意してください。

また、定額で充電できる場所は以下の4箇所のみとなっています。(2023年2月6日時点)

このサービスが拡大していけば、ご自宅の側で充電し放題が実現します。
日産も昔はZESP2というカードを発行しており、eMPの急速充電器が定額2,200円充電し放題でした。
現在新規発行は停止しており、一番最長でも2024年10月ごろでサービス終了予定です。

筆者もZESP2を所有していますが、2024年9月に終了予定となっています。

定額充電サービスの価格は?

充電方法価格
普通充電月額980円(税込)
急速充電月額3,980円(税込)
2023年2月6日時点の価格

1ヶ月定額の価格としては安いと思います。

定額制の充電サービスは普及するのか?

これはまだなんとも言えませんが集合住宅にお住まいの方で充電が難しいと考えている方には朗報と言えそうです。
ただしいくつか問題点もあります。

1.今後電気自動車が増えて施設予約が取りにくくなる
2.電気代が高騰した場合、価格が維持できず値上げになる可能性も
3.商業施設などの場合は別途駐車料金が必要になる場合がある
4.急速充電器の出力が低い場合、思ったより充電が入らない
(今回のサービスは1時間まで充電できるので、50kW充電器なら今のところ実用的)

このあたりの問題がありますが、充電器を増設などすれば対処は可能になると思います。

これからに期待!

こういった新しいサービスが登場するのは非常に嬉しい反面、乱立するおそれもあり充電方法の種類が増えると把握するのも大変です。
プラゴはアプリで予約、課金するサービスとなっており、充電カードは必要としません。

電気自動車オーナーは充電方法について選択はできますが、基本的には充電カードでの充電方式となっていますので、この充電カードも乱立しそうです。
既に筆者も充電カードは「ZESP2」「ZESP3」「ENEOS Charge Plus」と既に3枚カードを所持しています。

今後はどういう方法で充電するのが主流になるのか、気になるところですね。

また、プラゴのような充電を予約するスタイルも便利だと思いますので、もっと普及すれば認知されて充電渋滞が解消されるかもしれません。