日産SAKURAで少し遠出してみました。
どんな移動?
出発前に日産SAKURAのトリップメーターのセッティングをすればよかったのですが、忘れてしまいました…
前日にリーフスパイの画像を撮影しましたので、これを見て移動距離などを判断です!
上記の画像通りですが、スタート時は「411km」になります。
充電残量は「82%」からのスタートです!(SOCの値から)
さて、今回の移動ですが、一般道と高速道路を使っての移動となります。
一般道と高速道路はほぼ同じ距離ぐらいを利用しています。(片道で一般道20km、高速道路20km)
なお、一般道ではもちろん標識通りの速度となり、高速道路は平均車速が80km~90kmでの走行でした。
片道1時間ちょいの移動でしたが、疲れを感じることはなく快適な移動でした。
むしろリーフより楽なんでは?と思えるぐらい快適です。
この理由ですが、メーターの視認性が高く、アクセルを踏めばレスポンスがよく、キビキビとした動作で車が動いてくれるからだと思います。
軽自動車だと、合流や走り出しがもたつく場面がありますが、そういったことが全くありませんでした。
また、何より一番のストレスがないのは「振動がない」「アイドリングストップがない」これがほんとにストレスフリーです。
エンジン車だとどうしてもエンジンの振動を感じてしまいますが、これが全くないのが本当に嬉しいですし、エンジン音がないのも非常に大きいです。
充電は大丈夫なの?
さてさて、日産SAKURAにおける満充電での航続距離はWLTCモードで180kmと言われていますが、今回82%でスタートしておりますので、2割少ないということになります。
ざっくり計算ですが、30km減と考えて、航続距離は「150km」はいけるということになります。
満充電しなくても移動できるのか行ってみましょう!
往復走行した結果は?
片道移動したところ、バッテリー残量は53%をさしていました。
すいません、写真を撮るのを忘れてました…
その後、復路も同じルートで帰る形となります。
結果は??
ということで、画像の通り、残り残量「19%」で無事往復できました!
残りの航続可能距離は28kmなので、意外とまだ走れることがわかりますね!
実用性は?
往復80kmほどであれば、問題なく走れることが分かりました!
つまり、それなりの実用性があると言えます。
片道40kmというとどれぐらいの移動距離かと言いますと、吉祥寺~東京ディズニーランドほどの距離感となります。
こうしてみると結構移動できますね。
急速充電をすると?
さすがに、19%だと次の移動時に困ってしまうので、充電が必要となります。
自宅で充電しても良いのですが、今回はディーラーの44kW充電器で充電してみます。
44KWの充電器で30分充電したところ、「19%」→「79%」へ回復しました。つまり60%の回復となります。
注目したい箇所はバッテリー温度のインジケーターです。
充電前は半分ほどだったのですが、4分の3ほどまで温度が上昇となっています。
レッドゾーンまではいってませんが、なかなかの温度上昇です。外気温は30度ほどでした。
なお、リーフスパイを使用して温度を見たところ、最大部分では44.6度と表示されていましたが、おそらくこれは誤表示の可能性が高いかもしれないです。
リーフの場合、レッドゾーン手前で40度ほどなので、完全には読み取れていない可能性がありそうです。
リーフスパイがまだ日産SAKURA用とはなっていないのが原因かもしれません。
この時点でバッテリーの冷却が働いた形跡はありませんでした。
エアコンの冷媒が動いている感じはなく、通常通りな感じでした。
日産SAKURAは長距離移動できるのか?
日産SAKURAの長距離移動ですが、筆者としては問題ないと言えます!
というのも、24kWの初代リーフも所有していた頃と感覚が似ている感じで、やろうと思えば移動できる感じです。
一回の急速充電で約80km~100km回復できることになるので、移動できるのではないでしょうか。
ちなみに筆者は24kWの初代リーフで都内~三重県まで移動した経験があります。
人間も約100km移動すれば少し休憩を入れると思います。
トイレ休憩や飲食もあるでしょうし、単純に疲労が出て休憩したくなると思います。
リーフは空冷しかバッテリーを冷やす術がないですが、日産SAKURAはエアコンの冷媒で冷却できるので、何度も急速充電した場合、ある程度冷却してまた急速充電が利用できると考えられます。
リーフの場合、一度レッドゾーンに突入し急速充電を行うとバッテリーのフェールセーフが働き、電気が入りにくくなります。
(充電電力の制御が入ります)
これがクリアされれば日産SAKURAは長距離も可能だと思います。